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転職直後にカードローンでお金を借りることはできる?審査通過するためのポイントは?

自分の収入の元である働き先を変える転職は、人生の中でも大きなターニングポイントとなるできごとですよね。絶対に転職で失敗したくないという思うのが当然です。

しかし、あれこれと準備周到に転職したつもりでも、実際に新しい職場で働きはじめると思ってもいなかった状況に出くわすことも多いでしょう。そんな時にお金の余裕があることは大きな手助けとなってくれます。退職金やそれまでの貯金などである程度の貯えがある人はいいかもしれませんが、手持ちに余裕の無い人も多いご時世ですよね。

いざという時に手軽にキャッシングできるカードローンがあると、新生活をお金や気持ちの面で支えてくれます。

ここでは、転職直後にお金が必要になった場合にカードローンでお金を借りることができるかどうかを考えてみましょう。また、転職直後でもカードローン審査通過しやすいポイントや在籍確認対策などについてもあわせて考えてみましょう。

さらに、カードローンの利用中に転職した場合の対処法や、カードローン以外で転職直後にお金を用立てる方法についてもご紹介します。新しい人生のスタートに、お金くらいことだけでつまづいてしまわないようにカードローンを上手に利用しましょう!

転職直後にカードローンでお金を借りることはできない?!

カードローン会社がお金を貸すかどうか審査して決めるポイントは、すごくシンプルに言ってしまうと「この人には貸したお金を返済する収入があるかどうか?」ということになります。カードローン会社側からすれば、貸したお金を返済期日通りに決められた返済金額を返し続けてくれる返済能力があれば何の問題もないのです。

根本的には「仕事に就いていて貸した金額に見合う収入を得ている人ならば貸す」というのが大前提なのです。

とはいえ、申込時点では働いていてもその後すぐに仕事を辞めてしまうような人に貸してしまうと、貸した側にしてみれば返済が滞ってしまう可能性が高くなるというリスクがあります。

そこでカードローンの利用条件として必ず挙げられている項目が「安定した収入のある人」となるのです。

ではこの職業安定度とはどうやって審査しているのでしょうか?

公務員や資格の必要な職業など、場合によっては業種によって審査基準が有利になる場合もありますが、一般的な給与所得者(会社員など)の場合には「勤続年数」を重要な目安とします。つまり、長い間同じ職場で働き続けている人ほど安定度が高いとみなされるのです。

そうなると転職直後に申込む人は非常に不利になりますよね。どうしても勤続年数という審査項目においてはマイナス評価となってしまいます。

理想としてはカードローンの審査に申込むのならば、最低でも半年、できれば1年以上の勤続年数があった方が安心ではあります。しかし、転職直後で勤続年数が短いからといって絶対に審査に落ちるという訳ではありません。

転職直後でもカードローン審査に通るためのポイントは?

では、転職直後でもカードローン審査に通るためにはどういった点を注意したらよいのでしょうか?

信用情報はクリーンに!

カードローン審査では、現在の勤務先や収入といった”属性”とともに、現在の借入額・借入件数、過去のローン商品などの利用履歴も非常に重要視します。

あなたが今までお金を借りたり、商品の代金を分割払いで支払ったりした履歴は、信用情報として信用情報機関に登録されています。カードローン会社や金融機関はこの信用情報を共有し、審査の際の検討材料としているのです。

ただでさえ勤続年数でマイナス評価になってしまっているのですから、この信用履歴にネガティブな情報があることのないように注意しましょう。過去に延滞記録や債務整理や自己破産といった記録のある、いわゆる金融事故経験者は信用情報から該当情報が削除されるまではカードローン審査への申し込みは控えた方が得策でしょう。

ちなみに延滞記録は半年、債務整理記録は完済後5年以上経過される削除されることになっています。不安な方は各信用情報機関に開示請求して自分の信用情報を確認することも可能です。

利用限度額設定は少なめに!

勤続年数が少ない人の場合、最初からあまり高額な金額を貸し付けてくれることはまずありません。貸す側からすると、勤めて間もない人に貸すリスクがある上に多額のお金を貸して回収できないリスクまで負うことはありません。

申し込みをする際に希望利用限度額を記入する項目があると思います。ここは無理をせずに少額の設定からスタートするのが賢明でしょう。

設定限度額の目安としては、パートやアルバイトといった収入の少ない人でも審査に通りやすい、5万円~10万円程度までと考えておきましょう。実際、収入の全くない専業主婦でも、10万円程度の融資限度額ならば貸付をする銀行系カードローンはあります。

逆にこの程度の金額の希望で、転職後の雇用形態が正社員や契約社員、派遣社員といった方ならば、まず問題なく審査通過する設定金額でしょう。

カードローンは利用実績を積むことでのちのち利用限度額の増額申請が可能となります。焦って高額限度額を希望せずに少額の利用からはじめて、半年から一年といった返済実績を積んで信用力を高めてから増額申し込みすることをおすすめします。

できれば転職後半年以上経過してから申込む

「どうしてもすぐにお金が必要!」という方以外は、転職後は半年程度は経ってからの申込みをおすすめします。審査評価でのマイナスポイントも少なくなります。

また、転職直後の場合、収入証明書類の提出を求められた場合に用意できないという可能性もあります。

カードローンでは通常、総量規制の影響から50万円を超える希望融資額の場合に収入証明書類の提出を求められる場合が多いのですが、勤続年数が短い場合には借入希望額に関わらず提出を求められる場合もあるのです。この時に勤め始めてまだ給与明細書も貰っていない状態ですと、審査に通る可能性が限りなく低くなってしまうのです。

銀行カードローンと消費者金融ならどっちがいい?

カードローンは金利の低い銀行カードローン、使い勝手が良く幅広い顧客層に対応している消費者金融が人気です。それぞれにいいところ悪いとこがあるのですが、転職直後で勤続年数が短いというマイナスポイントがある場合には、比較的審査に融通が効くことの多い消費者金融をおすすめします。

ただし「転職して公務員になった」「大手企業の役職にヘッドハンティングされた」などといった、収入の安定面でプラス要素がある場合には、銀行カードローン審査に挑戦してみる価値はあるかもしれません。

カードローン審査に勤続年数はどう影響する?

勤続年数はカードローン会社側があなたの収入の安定度を計る重要な審査要素です。勤続年数が長ければ長いほどカードローン審査ではプラス評価となるのです。

例えば、20年間全く給料は変わらないけど同じ職場で働き続けている人と、転職して半年だけど入社直後から給料が倍になったという人では、圧倒的に前者が有利になるということなのです。安定性を考えるの際に給料の額の上下は関係ないのです(もちろんそれとは別に「年収」の審査項目で現在の収入額は検討されます)。

また、カードローン審査で転職理由が考慮されることはほぼありません。あくまで”現状”でのあなたの勤続年数・収入を審査します。

ただし、キャリアアップのために大幅に条件の良い(主に給与面で)職場に転職したというようなアピールポイントがある場合には、審査担当者にひとこと伝えてみても損はないかもしれません。逆に正社員から転職してアルバイトになったというような場合には、あえて自分から何か言う必要はないでしょう。

カードローン審査の在籍確認ってどうやるの?転職直後でも大丈夫?

特に初めてカードローンを利用しようと思っている人にすると「在籍確認」が不安という方は多いでしょう。転職直後の在籍確認の対処法について考えてみましょう。

在籍確認とは?

カードローン会社側が、あなたの申請した勤務先に実際にあなたが在籍していて働いているかどうかを確認する作業です。具体的には決して難しいことが行われる訳ではありません。一般的なカードローン審査の在籍確認の流れをご紹介します。

1.担当者が申請された勤務先の電話番号に電話をかける

基本的には担当者の個人名でかけられ、会社名や目的を申込者本人以外に告げることはありません。(銀行カードローンの場合銀行名でかける場合もありますが、事前に相談すればたいていは個人名での対応が可能です。)

2.あなたを呼び出してもらう

3.あなたが電話に出る→簡単な本人確認をされ終了

あなたが不在の場合はそれで終了です。

いかがでしょう?非常に簡単ですね。もちろん、あなたの年収や在籍年数といった個人情報を会社の人に聞くこともありません。あなたの勤務先にしてみれば、あなたの家族や顧客からの電話と区別することもできません。

ちなみに、クレジットカードの在籍確認も全く同じ手順で行われます(クレジットカード会社名を名乗る場合もあり)。もし会社の人にしつこく疑われた場合には、クレジットカードに申込んだと言い訳するのもひとつの手段ですね。

※個人事業者の場合で職場用の電話が無い場合には、在籍確認は家庭電話または携帯電話で代用されます。ただし、収入証明書類の提出が求められます。

転職直後の在籍確認で気をつけること

長く勤めている職場ならば、自分あての電話がどういった対応をされるかだいたい把握されている方が多いでしょう。しかし転職直後の場合には、事前にある程度下調べをしておくと安心でしょう。

在籍確認の電話は申請した電話番号にかけられてきます。例えば会社の大代表の電話番号を申請してしまい、自分の居る部署まで電話が回ってこない、大代表では職員の在籍の有無を電話で回答していないという場合もあります。

自分の申請する会社の電話番号はどこにかかってくるか?誰が取るか?確認しておきましょう。また、自分の都合の良い時間帯を事前にカードローン会社に相談しておくこともできます。

もちろん自分直通の電話番号がある場合にはそれを申請すれば安心ですね。

在籍確認をうまく乗り切るヒント

中には自分あてに電話がかかってくることなどどう考えても不自然という職場の方もいらっしゃるでしょう。この場合には事前にちょっとした根回しをしておくのも在籍確認をスムーズにこなすポイントです。

在籍確認時の言い訳例

・クレジットカードの在籍確認とする

前述したようにクレジットカードの在籍確認も同じ手順で行われます。「クレジットカード会社から電話がある予定です」ということにしておけば自然ですね。

・自動車ローンや学資ローンの在籍確認とする

カードローン以外の各種ローンでも在籍確認は行われます。自動車ローンや教育ローン、住宅ローンの在籍確認と言い訳することも可能です。

・家族や親せきからの電話とする

職場に家族や親せきから電話があるとすれば、不幸や事故など周囲が余計な心配してしまう場合というデメリットがあります。

・名刺を渡した人からの電話とする

普段は顧客との電話でのやり取りが無い人でも、どこかで自分の名刺を他人に渡すことはありますよね。パーティーや何かの集まりなどで出会った人に名刺を渡したら電話がかかってきたという言い訳をすることもできます。

在籍確認なしのカードローンを利用する!

カードローン審査と在籍確認は切っても切れない縁ではありますが、中には在籍確認なしでカードローンを利用できる場合もあります。

SMBCモビットの「WEB完結」を利用する

SMBCモビットで「WEB完結」の手続き方法を選択すると電話連絡なしで審査を完了することができます。また全ての手続きがWEB上ででき、自宅などへの郵送物もありませんので、周囲にカードローンの利用がバレたくない人にはおすすめです。

※「WEB完結」を利用するには1.三井住友銀行、三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行のいずれかの口座をお持ちの方、2.全国健康保険協会発行の保険証(社会保険証)または組合保険証をお持ちの方に限られます。

アリバイ会社に注意!

在籍確認に不安がある人にとって「アリバイ会社」という存在は気になるところでしょう。アリバイ会社は電話連絡などに応対して、あたかもあなたがその架空の会社で働いているように偽装するというものです。(その他にも給与明細書や源泉徴収票などの文書作成を行うアリバイ会社もあります。)

偽装する、つまりあなたはカードローンの契約時に虚偽の申告をするということになります。アリバイ会社がやっていること自体は犯罪ではないのですが、カードローンの契約に利用したあなた自身は、嘘をついて契約したという詐欺罪に問われることになります。

在籍確認が不安、無職で勤務先を偽装したい、そんな理由の審査対策としてアリバイ会社を利用することはやめましょう。また、アリバイ会社の費用もかかりますし、100%在籍確認に成功するという保証もありません。

さらにはアリバイ会社と謳う悪質な業者の存在もあります。在籍確認も通らず高い報酬を取られ、おまけにお金に困っている人の個人情報として裏で売られてしまう可能性もあるのです。いかがわしい手段に手を染めないように注意しましょう!

カードローンの利用中に転職した時は報告したほうがいいの?

ここからはカードローンを利用中に転職をする(した)場合を考えてみましょう。

すでにカードローンを利用していて滞りなく返済を続けていれば、「転職して仕事場が変わったけど、ま、いっか」と考えてしまう方もいらっしゃるかもしれません。しかし、申込時・契約時に申告した内容に変更があった場合には、必ずその旨を借入先のカードローン会社に報告する義務があります。

これは「報告した方がいい」ではなく「報告しなけらばならない」という事柄です。

とはいえ、転職したからといって利用中のカードローンが停止されたり全額一括返済を求められるようなことはありません。面倒かもしれませんが、転職をしたことは必ずカードローン会社に報告しましょう。

また、基本的に転職したからといって利用限度額が増減することはありませんが、転職によって著しく収入が変化した場合にはこの限りではありません。

報告を怠っていると以下↓のようなことが起こるかもしれませんよ!

転職したことが利用中のカードローン会社にバレることはある?バレたらどうなる?

利用中にカードローン会社に転職したことが分からなければ、特に報告をしなくても問題ないかもしれません。しかし、カードローンの利用中には転職がバレる可能性もあるのです。

延滞した場合

カードローンの返済日に入金できずに延滞した場合、まずはあなたの個人携帯電話や家電話に連絡があります。しかしどちらとも連絡が取れなかった場合、キャッシング先のカードローン会社はあなたの勤務先に連絡してきます。転職していてすでに申請している職場を退職している場合、カードローン会社にバレることとなります。

途中与信が行われた場合

カードローン会社では随時「途中与信」という作業が行われます。契約更新時や年数回(各社、各商品によって違います)の途中与信では、あなたの信用情報を参照する場合があります。信用情報にはあなたの勤務先情報も記載されていますので、もし自社で登録している勤務先と違っていれば転職がバレる場合もあるのです。

ただし信用情報に記載されている勤務先が変更されるのは、申し込み者からの申請が無ければ行われることはありませんので、転職後に他のカードローンやクレジットカードなどを新規契約していなければ変わっていないでしょう。

では、利用中に転職したことをカードローン会社に報告せず、後でバレた場合にはどうなるのでしょう?結論から言えば、よほど悪質な利用者でない限り、転職の報告を怠っただけで厳しい対応をされることはありません。「契約事項に変更があった場合には申し出て下さいね」と告げらる程度でしょう。

ただし、それまでの利用状況が悪かった場合には、何らかの対応を求められる場合もあります。例えば利用限度額に残額があったとしても新規借り入れができなくなったり、非常に悪質とみなされれば借入残高の一括返済の要求をされるような可能性もあります。

こんなことにならないためにも、契約時に申請した項目に変更があった場合には速やかに申し出るようにしましょう。

転職後にお金が必要になったらどうする?!

転職直後でもカードローンを利用することは可能です。しかし、カードローンを利用するということは、その後の一定期間、一定額以上の返済額を支払いし続ける約束をするということです。

転職後も安定した収入を得て働き続ける確信のある方は問題ないでしょう。しかし、もし転職することで今後の収入に不安を感じているのであれば、カードローンのような金融商品は避けておいた方が無難でしょう。

それでもお金が必要という場合には、親や家族、友人・知人などに借りる、生活水準を見直して節約を心がけるなどといった対処法を検討しましょう。不用品を売却する、短期のアルバイトをするなど代替方法はあります。

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