お金がない時どうすればいい?パターン別に解説!
「お金がない」という悩みは、大学生から主婦、お年寄りに至るまで万人が抱える悩みです。
単に遊ぶお金がないだけと言う場合もあるでしょうが、お金がないために結婚式があげられないケースや、さらに失業したケースや、シングルマザーで経済的な厳しさの中がんばっているというケースもあるでしょう。
このように、お金がない人が「今すぐどうにかしたい」と言う場合には、いったいどのような方法があるのでしょうか。
今回は、お金がないときの対処法をパターン別に分けて詳しくご紹介いたします。
目次
すぐにお金が必要なら身の回りの物を売ろう
今すぐにお金が必要ならば、1番初めに考えたい方法が「身の回りの物を売ること」です。部屋の中を見渡せば、不用品は案外見つかります。
着てない洋服があるかもしれませんし、使っていない時計やアクセサリー、靴があるかもしれません。もしくは、本棚やソファーのような大きなインテリア・家具、あるいは家電でも「よく考えたら必要ないよな」と言うものがあるかもしれません。
もちろん、部屋の中だけでなく、押し入れや物置、屋根裏部屋にしまいこんで忘れていたら不用品がないかどうかもチェックしてください。
なお、見つかった不用品については基本的に「実店舗で売る方法」と「ネットで売る方法」の2つがあります。
質屋/リサイクルショップ
都市部に住む方のみならず、郊外に住んでいる場合でも、よく探せば近くにリサイクルショップか質屋が1店舗はあるかと思います。
商品を直接持ち込んで査定してもらい、現金に変えることができますので、手っ取り早くお金を作ることができます。
ただし、リサイクルショップや質屋に行くまでに、車や電車を使わなければいけない場合、交通費の方が高くつく場合もあるためご注意ください。
古本屋
読まなくなった本や漫画は、部屋のスペースをかなり占領していることがあります。
特に、人気でなおかつ新しい漫画本であれば高い値段で買い取ってもらえることもあるため、売ることを検討すると良いでしょう。
人気がなくなり、なおかつ本の状態も劣化してくると、1冊10円程度でしか売れなくなるためあまりお金にはならなくなります。
ネットを利用した商品売却
最近では、本や洋服を始め、ありとあらゆるものをネット経由で売却することができるようになりました。「ネット買取」のお店のホームページにアクセスして、ネットで申し込むと、段ボールが送られてきます。
その中に売りたい商品を詰めて返送すれば、査定から振り込みをすぐにおこなってくれるため便利です。
また、お店を通さず個々人の間で売却したい場合には、ネットオークションを利用すると良いでしょう。
ただし落札から振り込みまでは、ネット買取よりもさらに長い期間がかかると考えられます。
また、時間をかけて出品したのに誰からも落札されないと言う可能性もあります。
売れるものがないならカードローンを
カードローンとは、担保なしでお金を借りることができるサービスです。消費者金融だけでなく、現在は銀行もカードローンサービスをおこなっています。
カードローンと聞けば「借金地獄」「破産」といったネガティブなイメージがあるかもしれませんが、それは過去の話。現在は法律が整備され、最も高い金利でも20%です。
消費者金融に比べて、銀行カードローンは審査が厳しいですが、金利は低めとなっています。
ただし、正規のカードローンと間違えて「ヤミ金」を利用してしまうと大変なことになるので、有名な大手を選んでおくことが無難です。
カードローンは、きちんと返済しなければ大変ですが、無理のない範囲内の利用ならば、怖がる必要のないサービスと言えるでしょう。身の回りに売れるものがない場合は、カードローンの利用も検討されると良いでしょう。
今日ご飯を食べるお金がない
このように切羽詰まった状況であれば、カードローンの利用が最適かもしれません。
なお、利用される場合は「即日審査・融資のカードローン」を選びましょう。
ただし、慢性的に食費に困るようでしたら、後でご紹介する生活保護の申請も検討してください。
デートのお金がない
「お金がないからデートは終わりにしよう」「後で返すから、いくらか出しといてもらっていいかな?」と言うセリフは、せっかくのデートの雰囲気を台無しにしてしまうかもしれません。
カードローンの中には、携帯やスマホで申し込めて、審査終了に1時間もかからないところがありますので、そちらを利用されると便利です。
学生だけどすぐにお金が必要
飲み会や旅行など、大学生は何かとお金が必要になりますよね。「大学生だけどカードローンが利用できるの?」と疑問に思われる方もいるかもしれませんが、アルバイトをしていて、なおかつ20歳以上ならば問題なく利用できます。
20歳以下の方は、学生ローンが利用できる可能性もありますが、まずはご両親に相談されることをおすすめします。
結婚式費用ならブライダルローンが使える
リーズナブルにしようと思っても、案外費用がかさんでしまうのが結婚式です。
けれど、両親や親戚にお金を借りたくない、と言う方も多いことでしょう。そんな時は、ブライダルローンの利用が便利です。
こちらは、文字通り結婚関係の費用が賄えるローンのことで、銀行から各信用金庫、組合、クレジットカード等でも取り扱っています。
利用する金融機関によっては金利が3%程度とかなりリーズナブルな場合もありますので、よく比較検討して選ばれると良いでしょう。
これ以上借りられない場合は債務整理を
借金の返済が滞っている状態では、どの金融機関もお金を貸してくれません(貸してくれる場合には、ヤミ金などの違法業者の可能性が高いためご注意ください)。
あなたの現状は「信用情報機関」と言う場所を通じて、筒抜けとなっているからです。
さて、借金をしていて、なおかつ滞りなく返すことが難しくなっている場合には「債務整理」を行うことも有効です。債務整理を行うと、借金の減額ができ、終わりの見えない借金生活をストップさせることができます。
借金を減額しても返済が難しい場合には、借金の返済が不要となる自己破産と言う方法もあります。
いずれにしましても無料の法律相談、あるいは法テラスなどへの相談がおすすめです。
長期的にお金が足りない場合は生活保護を
先ほど「今日ご飯を食べるお金がない場合」についてお話ししましたが、そのような状況が度々続くようならば「生活保護」を申請するべきです。
生活保護は、各地域に設置された福祉事務所(ない場合は町村役場)が担当しています。
生活保護を受けるには「国が定めた最低生活費に、収入が満たないこと」が条件となりますが、そのようなアドバイスも福祉事務所の担当者がしてくれます。
制度につきまして、詳しくはこちらをご覧ください。
お金がないストレスや不安はどうやって解消する?
1人親家庭など、収入が少ない場合にはストレスや不安を感じてしまうことでしょう。経済的な大変さに加えて、まだ離婚のショックから立ち直れていなかったり、子育てが大変な場合にはなおさらのことです。
そして、忙しくて辛いときにはなおさら「支援を求める」と言う発想が浮かばなくなります。
しかし、この国の憲法では「健康で文化的な最低限度の生活」が保障されています。
真面目な方ほど「生活保護など恥ずかしい」と考えてしまいがちですが、ストレスや不安を解消し、自立的なよりよい生活を構築するためにも、早めに支援を受けることがベストです。
病院へ行くお金がない時は無料低額診療を
経済的に厳しく、なおかつ医療費の支払いが難しいと言う方は「無料低額診療」の対象となります。
厚生労働省が定めるところによれば「低所得者」「要保護者」「ホームレス」「DV被害者」「人身取引被害者」などの方々は、無料あるいは低額の料金で診察を受けることが可能です。
制度につきまして、詳しくはこちらをご覧ください。
出産費用がない時は出産育児一時金の手続きを
「出産育児一時金」は、出産や妊娠にかかる経済的な負担を軽くするための制度です。
お子さん1人に対して42万円が支給されます。医療機関に頼めば、手続きを行ってくれます。
また、子育ての経済的負担が大きい場合には「児童手当」を申請することが可能です。
こちらは、0歳から中学卒業までのお子さんに対して月々10,000円(0歳から3歳未満、また第三子以降でなおかつ3歳から小学校終了前までのお子さんに対しては月々15,000円)が支給されます。
離婚するお金がない時は民事法律扶助を使おう
離婚の際は、親権や財産分与について話し合うために弁護士を雇う必要が出てくることがあります。
ただし、弁護士の報酬や裁判費用などを支払うことが困難の方もいらっしゃるでしょう。そんな時に利用できる援助制度が「民事法律扶助」です。
援助受けた金額は、分割で返済する必要がありますが、とりあえず必要なお金を賄うことが可能です。
なお、18歳未満のお子さんがいる母子家庭などは「母子生活支援施設」が利用できます。離婚後の生活が経済的に厳しい場合には、利用を検討されると良いでしょう。
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