セゾンカードローン「マネーカード」の特徴は?金利や審査は?返済方法は?
カードローンといえば銀行か消費者金融かという選択肢がまず浮かぶ方が多いかもしれませんが、実はクレジット会社・信販会社の発行しているカードローンも多種あります。
ここでは大手クレジットカード会社である、セゾンカードが手がけるカードローン、クレディセゾン「MONEY CARD(マネーカード)」をご紹介します。
消費者金融系カードローンはもちろん、銀行系カードローンと比較しても魅力的な実力を持つカードローンですので、金利や特徴、審査の傾向や返済方法について検討してみてはいかがでしょう。
また「クレジットカードのキャッシング枠とどう違うの?」という疑問にもお答えします。
目次
セゾンカードローン「マネーカード」の基本情報
・利用限度額:100万円・200万円・300万円の3コース
・審査時間:1日~2日
・即日借り入れ:難しい
・年齢条件:満20歳~満64歳(マネーカードゴールドは満27歳~満59歳)
・返済方式:定額リボルビング方式
・ネットでの利用環境:Web契約が可能
・提携ATM:セゾンカードATM、みずほ銀行ATM、ゆうちょ銀行ATM、三菱UFJ銀行ATM、三井住友銀行ATM、りそな銀行ATM、セブン銀行ATM、イオン銀行ATM、ローソンATMなど
セゾンカードローンの金利は?
マネーカードには通常のマネーカードとマネーカードゴールドの2種類があります。
マネーカードの一般コースは利用限度額が100万円となっており、金利は実質年率15.0%になります。
一方マネーカードゴールドは利用限度額200万円と300万円のコースがあり、それぞれ適用される金利は8.47%、6.47%となっています。
ここで注目したいのが100万円コースの15.0%という低金利でしょう。
「銀行は無理だから消費者金融かなぁ・・・」と考えている方には検討の余地のあるカードローンではないでしょうか。
セゾンカードローンの審査は厳しい!?
マネーカードは無担保ローンではありますが、特に保証会社を立てずにセゾンカードの審査となります。
ただし、すでにセゾンのクレジットカードを利用していて、安定した利用実績がある方には有利になるかもしれませんね。
やはり自社での利用履歴・信用情報が優良というのは大きなポジティブ要素となります。
また、審査スピードが1日~2日かかってしまうという特徴があります。
当日融資希望などの急ぎでお金が必要な方には向いていません。
プレミアムコースである「マネーカードゴールド」は利用条件がさらに厳しくなり、申し込み可能年齢の幅が狭まるとともに年収600万円以上の方が利用対象者となります。
また、主婦や年金収入の方も申し込むことができません。
このあたりもクレジットカード会社らしい振り分け方ではありますね。
セゾンカードローン「マネーカード」の申し込みから契約までの流れ
1.インターネットで申込み
2.審査結果メール到着
申込みから1~2日かかります(電話連絡の場合もあります)
3.カード受取り
4.必要書類返送
カードとともに提出用の書類が届きますので必要事項を記入し、本人確認書類や所得証明書類など必要書類とともに返送します。
審査に時間がかかるのと、カードの郵送がありますので、申込み当日の融資は難しいです。
店頭や電話で申込むことも可能ですが、審査以降の手続きは同じですので即日融資は難しいです。
また原則として、本人確認書類の他に収入証明書類が必要となります。
セゾンカードローンの特徴やサービスは?
シンプルで分かりやすい低金利カードローン
借入限度額によって適用金利が決まっていますので、非常に分かりやすくなおかつ低金利のカードローンです。
銀行カードローンと比べても低い金利が期待できますので、銀行カードローンとの比較検討も可能でしょう。
ATM手数料が無料
クレディセゾンATMはもちろんですが、全国の銀行・コンビニATMなどでの手数料が無料なのは大きな魅力ですね。
また提携ATMの多さも嬉しいポイントです。
手数料無料のオンライン振込サービス
会員専用サイトから指定することで、オンライン上だけで自分の口座へ振込キャッシングのサービスを利用することができます。
金融機関の営業時間内であれば、数十秒で振込完了となりますので、急にお金が必要になった時でも対応できますね。
専業主婦の方でも利用可能
セゾンのマネーカードでは「配偶者専用マネーカード」が用意されています。
「あ!専業主婦でも借りれるんだ!」と思ってしまいますが、いわゆる配偶者貸付けとは少し違ったものになります。
配偶者専用マネーカードは本会員の配偶者の方に発行され、本会員との利用残高・支払いが共有されます。
つまりクレジットカードでいう家族カードのような使い方のできるローンカードという訳です。ですから配偶者の方がまずマネーカードを利用している必要があります。
総量規制は対象
クレジット会社・信販会社からの借入れは総量規制の対象となります。
なので、すでに年収の3分の1以上の借入額がある方は、総量規制対象外となる銀行カードローンを検討しましょう。
(ただし、個人事業主の方が事業性資金として利用する場合、「個人事業主専用マネーカード」を利用することができ、こちらは総量規制の例外融資商品となります。)
セゾンカードローンの返済方法は?
毎月の借入残高に応じて返済額(約定返済額)が変わる定額リボルビング方式になります。
10万円までの利用ならば、毎月の最低返済額は4000円からと負担を少なく返済することができます。
返済方法も、毎月4日に指定の銀行口座引き落しで返済するか、指定日までにATMで入金して返済する方法を選ぶことができます。
ATMでの返済の場合、返済日も毎月5日、10日、25日、末日から選択することができます。自分の都合に合った返済方法を選べるのは嬉しいですね。
もちろん余裕のある時にはいつでも追加返済が可能です。こまめに返済して、完済までの返済期間を短くすることもできますね。
クレジットカードのキャッシング枠とどう違う?
「クレジット会社のカードローンってクレジットカードのキャッシングとどう違うの?」と疑問に思う方は多いでしょう。
特にすでにクレジットカードを持っていて、キャッシング枠も付与されている方ならば、「わざわざローン用のカードを持つ意味あるのかな?」と考えるかもしれません。
しかし、クレジットカードの主な目的はショッピング枠での利用代金支払い代行です。
キャッシング枠は、いうなれば「おまけ」機能ともいえます。そのためローン商品としては非常に魅力の少ない機能になっているのです。
特に意外と気にせずに利用している方が多いのですが、クレジットカードのキャッシング枠の金利は比較的高いです!
「ちょっとの金額使うだけだからいいか」と利用し始めて、いつの間にか利用可能枠上限まで使ってしまうことにより、多重債務者への道へとハマってしまう人が多いのです。
例えばセゾンカードの最も基本的なクレジットカードである「セゾンカードインターナショナル」のキャッシング枠は、限度額50万までで実質年率は12.00%~18.00%となっています。
これは消費者金融並みに高い金利ですし、最低金利も高めですので下手すると大手消費者金融より高い金利になってしまう可能性があります。
また、クレジットカードを利用する大きなメリットに「ポイント」の存在がありますよね。セゾンカードならば無期限に貯まるポイント「永久不滅ポイント」が人気です。
しかしこのポイントもショッピング利用の際にしか付きません。
つまり「お金を借りる」ということだけに関して比べれば、クレジットカードのキャッシング枠よりもキャッシング専用のカードローンの方がお得になる場合が多いということなのです。
もちろんクレジットカードのように入会金や年会費がかかることもありません。
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