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おまとめローンのメリットとデメリットを徹底研究!

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おまとめローンを検討しているということは全員多重債務者ということだと思います。

「いや自分はカードローンとクレジットのキャッシング利用分をまとめたいだけだから違うよ」と思うかもしれませんが、2つの借入れ先がある時点ですでに多重債務の初期段階なのです。

現在多重債務で苦しんでいる方も、いきなり初めから4社も5社も借入れ先があった訳ではありません。

ひとつの借金を返済していくうちに、様々な原因で次の借金に手を出してしまうのです。

単純に多重債務者だからお金にだらしがない人という訳ではありません。

急な出費や、それこそ事故や病気など避けられない事態でお金が必要になることもあります。

また現代では、急なリストラで職を失なったり、企業の経営悪化で収入が激減することも珍しくありません。

すでに複数の借り入れがあるのであれば、早めに一本化しておくことが完済のためにも将来のためにも最善の策なのです。

そして、借金の一本化をする際に最も便利なのがおまとめローンです。

ここではおまとめローンのメリット、どういった良い効果があるのか、おまとめローンを利用することでどういった変化があるかということを検討してみましょう。

さらに良い面だけでなくおまとめローンの悪い面・デメリットについても詳しく知っておきましょう。

場合によってはおまとめローンの利用が最善策で無いこともあるのです。

自分の借入状況と照らし合わせながら考えてみて下さい!

おまとめローンのメリット:毎月の負担が減る!

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例え複数の借入れがあったとしても、毎月の返済に困っていないのであればおまとめローンの検討などしないかもしれませんね。

皆さん何かしら「月々の返済がキツイな」「もう少し余裕が欲しいな」と感じているのではないでしょうか。

もちろんもっと切羽詰まって、完全に「借りては返す」という自転車操業の状態になっている方もいらっしゃるでしょう。

おまとめローンを利用する最大のメリットは「毎月の負担が減る」ということです。

例えば3社に月々1万円ずつ返済しているとします。毎月の返済額は3万円です。

この3社の借入れを1社にまとめることで、毎月の返済は1万円で済むようになるということです。

大まかな金額で例えましたが、ほとんどの方の場合、月々の返済額が少なくなります。

借金を完済できず延滞を重ねたり、最終的に自己破産してしまうような人は、収入に対して返済額が多すぎるということが原因になっている場合がほとんどなのです。

生活を切り詰めて、自分の楽しみを我慢して、借金だけを返すために働き続けるのは「しんどい」のです。

もちろん「借りたものだから苦労をしても返したい」と考える人も多いでしょう。

しかし過度な負担は生活だけでなく自分の心までを壊してしまうこともあるのです。

「借りたものは返したい」と考えるならなおさら、「楽」な方法を選んだ方が完済への確実性が高くなるのです。

おまとめローンを利用することで、負担を少なくし、自分の生活も楽しみながら借金を返済することが可能なのです。

おまとめローンのメリット:金利が低くなることで最終的な返済総額が少なくなる可能性が高い!

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おまとめローンの本質は、いくつかある借金を借り換えることです。

借り換え先が1社になるというだけで、基本的にはローンの借り換えと考えることができます。

なんにせよ今まで続けていたものを他に換えるとなれば、より良いものに換えたいと思うでしょうし、より良いものに換えなければ意味がありませんよね。

カードローンやキャッシングの場合、良し悪しを判断する大きな要素が「金利」でしょう。

金利はローン商品やキャッシング商品の「値段」そのものです。

金利が低くて内容の良い商品に借り換えることこそがおまとめローンの大きなメリットといえます。

金利が低くなることで支払う利息も安くなります。

あなたが金融機関に支払う「代金」が少なくて済むということです。

特に現在の借入れが消費者金融系などの高めの金利設定で、銀行系の低金利ローンに借り換えた場合には、利息は大幅に削減できる可能性が高いのです。

注意点としては(デメリットとして後述しますが)、まとめたことにより返済期間が長くなり、最終的には借り換え前よりも支払う利息が多くなる場合もあるということでしょう。

しかしこの場合も、毎月の負担が大きく減るというメリットと比較して検討することが大切でしょう。

おまとめローンのメリット:返済計画が立てやすくなる!

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「いつの間にか借金が増えてしまった」という方の中には、「お金の管理はどうも苦手」という人も多いのではないでしょうか。

そういった人ならば特に、借入先が複数あるのは危険です。

計画的なお金の使い方をするためには、できるだけ収支経路をシンプルにすることが基本なのです。

「◯◯日にはA社に返して、◯◯日にはB社に返して、◯◯日には公共料金の引き落としで、◯◯日にはアレの支払いが・・・」こんな調子では貯金どころかひとたびイレギュラーな出費ができたらまた新たな借金をしなくてはなりません。

事細かに家計簿を付けろとは言いませんが、「借金の返済は◯◯日に◯◯円」とひとつになっているだけで大きく違ってきますよ。

さらに大きなメリットとして、長期的な返済状況が見えやすくなります。

「このまま返済していけば来年の◯月には完済!」という目標ができることは、借金完済への大きなモチベーションになりますし、なによりお金の使い方をしっかりと考えやすくなります。

おまとめローンのメリット:返済日は月1日で手間が省ける!

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現在のカードローンは、コンビニATMやネットバンキングでの振り込み返済などに対応しているものが多く、以前ほど返済自体に手間がかかることは少なくなっています。

そうはいっても複数の返済先があることは面倒ですよね。

コンビニATMの前でいくつものカードを入れたり出したりしながら入金するようなことは、面倒なものですしどこか侘びしいものです。

おまとめローンを利用することで、返済の手間は月に一度、スマートに済ませてしまうことができます。

「うっかり返済日を忘れてた!」ということも避けることができますね!

また、「いつも返済日に追われている気がする」というような心理的な負担を減らすこともできますよ。

おまとめローンのメリット:総量規制の基準以上の借入れも可能!

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改正貸金業法により、貸金業者は申込者の年収の3分の1以上の貸付はできなくなりました。

私たちにとっては「年収の3分の1以上は借りることができない」という総量規制です。

しかしおまとめローンの場合は年収に関係ない金額でも借りることができます。(もちろん審査の上ですが)

「年収300万だけど複数の借金を合わせると100万円超えている、もう借りられない!」という人でもおまとめローンならば利用することができるのです。

何故か?というと、総量規制には例外と除外として認められている貸し付けがあるためです。

おまとめローンは「総量規制の例外」となる「顧客に一方的に有利となる一定の借換え」「総量規制抵触者の借入残高を段階的に減らしていく借換え」にあたります。

(総量規制の例外として他にも「配偶者貸付」や「緊急医療費貸付」などがあります。また除外には「住宅ローン」や「自動車ローン」、「不動産担保貸付」などがあります。)

ちなみに、総量規制は貸金業法の決まりですので、貸金業法に基いて運営している金融機関のみが対象となる規制です。

消費者金融業者や信販会社、クレジットカード会社などは総量規制の対象となります。

その一方、銀行は貸金業法の影響を受けませんので総量規制対象外となるのです。

おまとめ・借換えにかかわらず、銀行のカードローンは総量規制対象外となります。

おまとめローンのその他のメリット

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万一の際の対応も1社で済む

やむを得ない事情により返済が困難になった時でも、借入れ先がひとつということは対応するのも1社で済むということです。

「今月はもう返済する余裕がない」という時に、複数の借入れ先に連絡するのは大変ですよね。

また万が一、任意整理や自己破産といった債務整理ということになった場合にも、債権者(借りている会社)が複数ある場合には、単純に手続きも多くなりますし、弁護士などの専門家に依頼した場合には確実に費用がかさみます。

債務整理のことを考えておまとめローンを検討する方はいないとは思いますが、最悪の事態の場合を想定してのメリットと考えておきましょう。

返済専用のおまとめローンなら借金が増えない

こちらは消費者金融系のおまとめローンの場合です。

通常のカードローンやキャッシングは、利用限度額の範囲内であれば何度でも返済や追加借入れを繰り返すことができますよね。

しかし消費者金融系のおまとめローンは「返済専用」の商品となっているものがほとんどです。

追加融資はされませんので、基本的にそれ以上借金が増えることがありません。(デメリットと捉える人もいるかもしれませんが、完済を目指すのであれば大きなメリットでもありますよ。)

基本的に担保や保証人が不要

個人が大口融資を受けるとなると不動産などの担保や保証人が必要となる金融商品が多くなります。

しかしおまとめローンは個人融資された借金をひとつにまとめ、利用者の負担を減らすということも大きな目的となっている商品ですので、基本的に担保や保証人は不要となります。

お金に困ってはいても「人に迷惑をかけることはしたくない」という人は多いでしょう。

おまとめローンは、自分一人でできる、多額の借金の解決方法でもあるのです。

完済実績ができる

カードローンだけでなく、現代ではクレジットカードや分割払いといった信用産業が盛んです。

その基盤となるのがあなたの信用情報ですね。

おまとめローンを利用することで、複数あった借入は「完済」という信用情報に変わります。

もちろんおまとめローンにより新たな借入れ実績もできてしまいますが、きちんと返済を続けることで返済実績を積むこともできます。

今まで借金のためにクレジットカードを作れなかった人も、多重債務者のままでいるよりもクレジットカード発行の可能性も高まることでしょう。

おまとめローンのデメリット:審査が厳しくなる傾向がある

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すでに複数の借金を抱えている人にお金を貸すのですから、貸す側にとってはリスクも大きくなるのがおまとめローンです。

当然ながら融資の審査は通常のカードローンよりも厳しい傾向になると考えておきましょう。

おまとめローン商品によっては、正社員のみや、アルバイト・パート、自営業者は不可といったように条件自体が厳しくなっているものもあります。

また、審査内容によっては希望金額に関わらず収入証明書の提出を求められるということもあります。

もちろん、個人信用情報は厳しくチェックされます。

延滞や債務整理といった事故記録はもちろんですが、借入れ件数や借入額、申込み記録などもしっかりと参考にされると覚悟しておきましょう。

おまとめローンのデメリット:追加借入れができない場合がある

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「借金が増えない」というメリットでも挙げましたが、返済専用コースのおまとめローンに限らず、追加借入れは難しくなると考えておいた方がよいでしょう。

もしおまとめローン返済中に急な出費があり、新たな借入れを他社に申し込んだとしても、信用情報で大口の融資を返済中なことは分かってしまいます。

新規貸付を渋る担当者が多くなることは想像できますよね。

また、おまとめローン商品によっては、返済中に新たに別の借入れを申し込むと「契約違反」として一括返済を求められる場合もあります。

おまとめローンを利用するのであれば「借金は完済する!」という決意は必要でしょう。

もちろん毎月の負担が減りますので、真面目に返済を続けやすくなり信用実績を積むことができると前向きに考えましょう。

おまとめローンのデメリット:返済期間が長くなる場合がある

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毎月の返済額が減ることで、元金を完済するまでに時間がかかってしまう場合もあります。

人それぞれのケースバイケースになりますので一概にはいえませんが、借金の早期解決を目指すのであれば、複数社への返済を続けた方が早い場合があるということです。

返済回数が増えることで、利息分も合わせた返済総額が多くなる場合があるデメリットとともに、自分の場合どうなるかをシミュレーションしてみるとよいでしょう。

おまとめローン商品を扱っている金融会社では、無料の相談窓口や返済シミュレーションをサイトで用意しているところが多いですので、簡単に比較してみることができますよ。

おまとめローンのデメリット:過払い金請求ができなくなる?

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おまとめローンを利用するということは、現在の借入れを完済するということです。

この際、過払い金が発生している場合でも関係なく返済してしまいます(過払い金の有無を確かめる「引き直し計算」がされることはありません)。

完済してから過払い金請求をすることもできますが、素人には敷居が高く、弁護士や司法書士といった専門家に依頼すれば、その費用がかかることになってしまいます。

では完済する前に過払い請求すればよいのか?といえば、これもまた素人が個人で行うには難しい作業になり、結局専門家の手を借りることになるかもしれません・・・。

過払い請求のタイミングについては、自分でできないのであれば専門家に相談するのが最善でしょう。

ただし、過払い金の請求には「最終返済日から10年間」という期限があります。

過払い金が発生している可能性がある方は注意しておきたいポイントです。(ちなみに、グレーゾーン金利が撤廃となった改正貸金業法が完全施行されたのが、平成22年・2010年6月18日になります。これより以前にカードローンやキャッシングを利用されていた方は過払い金が発生している可能性が高いです。)

おまとめローンのデメリット:おまとめ詐欺に要注意!

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おまとめローンの需要が高まるにつれ、おまとめローンを騙る悪徳業者も出てきています。

悪徳業者は「おまとめローン無料相談」などと宣伝し、多重債務でお金に困っている人をおびき寄せるのです。

その上で高金利な貸付をしたり、さらに悪質な貸金業者へ相談者をあっせんしたりしているのです。

銀行はもちろん、大手消費者金融でも断られた人にとって、こういった誘惑は非常に魅力的に映るでしょう。

しかしです。

銀行はおろか大手消費者金融でもおまとめローンの審査に通らなかったということは、客観的に見てあなたの年収(などの属性)ではその金額の借金を返済する能力が無いと判断されたということなのです。

プロの判断を冷静に受け止めて、債務整理などといった他の手段を検討した方が賢明でしょう。

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