カードローンを利用すると自宅に電話や書類が郵送されて家族にバレない？

家族に内緒でカードローンを利用したい人にとって、自宅への電話連絡や書類などが郵送されてくることは大きな不安材料でしょう。

家族や同居人に不要な心配をかけたくないという気持ちはよく分かります。

そこでここでは、カードローンを利用する際にどういったタイミングで金融業者から連絡が来るのか？

そしてどういう方法でコンタクトを取ってくるのかを知っておきましょう。

また、自宅への電話連絡や郵便物を一切無しでカードローンを利用する方法も考えてみましょう。

さらに各カードローン商品ごとの、具体的な連絡方法をまとめてみましたので、内緒でカードローンを利用する参考にしてみて下さい！

カードローン業者から自宅へ電話連絡はくる？

カードローン業者も不用意に電話連絡をすることはありません。

基本的に連絡事項がある場合には、申込者本人の携帯電話が最優先されます。

そこでどうしても連絡が取れないとなると、自宅への電話という順番になります。

もちろん「少しの間携帯が圏外だった」という程度では自宅まで電話することはありません。（ただし、個人事業主が申し込んだ際の在籍確認は自宅電話への連絡となる場合が多いです。）

自宅への郵便物や電話連絡を一切無しにする方法は？

自宅への郵便物や電話連絡を一切無しにするための方法をまとめてみました。

WEB完結申込できるカードローンを選ぶ！

自宅への郵便物や電話連絡が多く発生しやすいのは申し込みから契約完了の期間です。

申し込みから手続きや契約完了まで全てインターネット上で完結できるカードローンならば、リスクは非常に少なくなりますね。

最近では契約書までもWEB上で確認できるようなカードローンもあります。

携帯電話への連絡にはなるべく出る！

本人の携帯電話がどうしてもつながらなければ、業者としても自宅や勤務先に連絡せざるを得ない場合もあります。

特に、申し込みから契約手続きまでの間は極力携帯には出れる状態にしておきましょう。携帯料金未納で止まっているようなことのないように・・・。

WEB明細書の利用できるカードローンを選ぶ！

月々の利用明細書はもちろん随時確認した方がよいのですが、その都度自宅に郵送されては面倒ですよね。

そこでWEB上で利用明細を確認できるサービスが人気となっています。多くのカードローンで取り入れられていますので選択条件に加えておきましょう。

ローンカードは店頭で受け取り！もしくはカードレス！

もろもろの書類は省けるカードローンが多いですが、どうしてもローン取引に使うカードだけは受け取らないとならない場合が多いです。

カードの受け取りが不安な場合には、店頭や無人契約機などでの受け取りも可能です。

また、カード自体が発行されないカードレスのカードローン（正確にはただのローンですね）もあります。

さらに銀行カードローンならば、手持ちのキャッシュカードがそのままローンカードとして使えるカードローンもあります。

今ではネットやスマホ・携帯でのキャッシングも手軽になっていますので、カードローンだからといってカードを持つことにこだわる必要はありませんね！

返済を延滞しない！遅れる時は連絡する！

普通にカードローンを利用していれば、滅多なことで業者側から連絡してくるようなことはありません。

ただし返済が遅れた場合には別です！

中には「少し遅れただけでも矢のような催促電話が始まった・・・」などという体験談もあります。こちらは約束（契約）を破っているので文句も言えません。

しかし時には返済が厳しい月もあるかもしれません。

そんな時には返済日前に必ず連絡を入れるようにしましょう。

さらに払える分だけ入金するのもよいです。

業者側も人間ですので、誠意のある人にひどい対応はしません。「どうしよう今月払えないや・・・いいやバックれちゃえ！」というのが最悪の対応です。

電話や郵便で連絡が来ても怪しくないカードローンを選ぶ！

どうしても連絡が避けられないならば、銀行カードローンがおすすめです。

自分が口座を持っている銀行のカードローンであれば、その銀行からの電話や郵便物があってもおかしくないですし言い訳もしやすいですよね。

申込みランキング【自宅電話・郵便物】

大手の消費者金融なら、Web契約後に契約機へ行って直接カードを受け取れば、郵送は基本的にありません。気になる方は契約時にオペレーターの方に郵送しないように伝えましょう。

カードローン業者から連絡が来る可能性のあるタイミングは？

まず、業者から連絡してくるのはどういった時か考えてみましょう。一般的なカードローン利用時の連絡が来るタイミングを知っておきましょう。

申し込み～契約時

業者からの連絡が一番多い時期です。逆に、ここを乗り切れば、通常利用している限りほぼ連絡が来ることはありません。

申し込みの本人確認

カードローンを申し込んだのが本人か、本当に借りる意思があるかどうかの確認です。ほとんどの場合、担当者から直接本人に電話連絡があります。

申し込みを電話でして場合にはそのまま本人の意思確認となりますが、それ以外の申し込み方法の場合には連絡があります。

通常は、申請した本人の携帯電話番号に連絡してきます。携帯電話が無い・つながらないという場合には自宅の電話、そこでもつながらなければ勤務先の電話という順で連絡されます。

勤務先の在籍確認

申告した勤め先に、実際にあなたが在籍しているかどうかの確認連絡がされます。通常は勤務先に電話をかけあなたを呼び出してもらいます。

本人がいる場合はそのまま繋げてもらい在籍確認は終了です。本人が休みや出先の場合にはそこで在籍確認は終了です。

在籍確認は、特に勤務先に業者から質問や問い合わせをする訳ではないので、本人が居ても居なくても関係ありません。

「そのような者は当社で働いていません」という場合以外は在籍確認は終了です。もちろん年収や勤続年数を会社に尋ねられるようなこともありません。

審査結果の通達

カードローンを利用するには、各金融機関による審査に通過しなければなりません。

その審査結果を通達するために業者から連絡があります。

こちらもほとんどの場合、本人の携帯電話に連絡してきます。

ただし、審査に通らなかった場合にはEメールで連絡するという業者も多いです。

契約手続き～契約完了時

カードローンを利用するということは、あなたとカードローン業者との間でお金の貸し借りの契約を結ぶということです。

法に則った契約を締結する訳ですから、当然定められた手順や書類が必要となります。

特に契約書は必ず存在します。

通常は、申し込みや手続きはWEB完結できても、契約書類のみは契約完了後に自宅へ郵送されてきます。（ほとんどの場合ローンカードと一緒に送られてきます）

ローンカードの受け取り

キャッングをするためのカードは、特に指定しなければ自宅へ郵送されてきます。

簡易書留などの手渡し必須の郵送方法で送られてきますので、必ず本人が受け取ることになります。

ただし、奥さんが旦那さん宛の書留を受け取ることもよくありますし、その逆も考えられますね。

どうしても不安な場合には、カードのみを店頭や無人契約機で受け取るという方法もあります。

カードローン利用時

利用明細書の受け取り

通常、月に1回の頻度でカードローンの利用明細が発行されてます。封書やハガキで自宅へ郵送されてきます。

ただし最近のカードローンでは、インターネット上で明細書を確認できるWEB明細が主流になってきています。

契約内容変更時

カードローンの取引は、全て契約内容による取引になりますので、何らかの事情によって契約内容が変更になる場合には、必ず本人に確認の連絡（もしくは通達）があります。

利用限度額の増額や、適用金利の変更なども契約変更の一種になりますね。

また、逆にあなたの申請内容が契約時と変更した場合にも連絡の来る可能性があります。

本来この場合にはこちらから連絡して修正しなければなりませんが、個人信用情報で変更を知った業者から連絡してくる場合があるのです。

基本的に契約内容変更の連絡も、契約者本人の携帯電話に連絡してきます。

勧誘の連絡

最近ではあまり無いといわれていますが、利用状況の良い人に対して限度額の増額や金利の優遇を持ちかけたりといった勧誘を業者側から連絡してくることがあります。

こちらは、確実に本人しか出ない携帯電話以外に連絡してくることは無いと考えておいて大丈夫でしょう。

返済の催促や督促

カードローンは毎月の決まった返済日（約定返済日）までに決まった返済額（約定返済額）を支払う必要があります。

返済日に遅れてしまったり、返済金額が足りなかったりした場合には、すぐに連絡が来ると考えておいた方がよいです。

うっかり返済日を過ぎてしまっていることもありますが、カードローンの返済を忘れたままですと遅延損害金が発生してしまいます。

さらに延滞が長引くと個人の信用情報にも延滞による事故情報が記載されてしまいます。

カードローンの業者は返済が遅れると比較的素早く連絡をしてきます。業者のためだけでなく私たちのためでもあるのです。

催促や督促の方法は業者や延滞期間によっても違ってきます。

まずは本人への電話やハガキなどによる督促状での通達が一般的です。

カードローンの利用で自宅へ郵送されてくる郵便物はどんなものがある？

自宅へ送られてくる郵送物にはどんなものがあるでしょうか。

申込書

WEB申込を利用した場合などには不要ですが、電話で申し込んだりメールで申し込んだ場合には、申し込み書自体が自宅へ郵送されてくる場合があります。

内緒で利用したい方にはインターネットからの申し込みをおすすめします。

契約書類

カードローンはあなたと業者との間でお金の貸し借りをするという契約を結ぶことになります。
そのため、契約書は必ず取り交わす必要があります。

ちなみに正式には「金銭消費貸借契約書（または債務承認弁済契約書）」となります。一般的には「借用書」と呼ばれるものですね。

ローンカード/キャッシングカード

カードローンの取引に使うカードが自宅へ送られてきます。

銀行のキャッシュカードを受け取った時のことを思い出していただければ分かると思いますが、本人への手渡し配達となる簡易書留などで送られてきます。

不在の場合には再配達を手配するか、担当の郵便局まで取りに行きます。ポストに投函されることはありません。

利用明細書

月に1回取引利用明細書を郵送してくる業者が多いです。通常、シール加工されていて、開かないと中身が確認できないハガキで郵送されます。

督促状

返済が遅れた場合に発行されますが、督促状が郵送される条件は各業者によって違います。

返済が遅れているけれど電話などで本人と連絡が取れない状態で発行されることが多いようです。

プライバシー対応は消費者金融と銀行とではどう違う？

カードローン業者側も、利用者のプライバシーは充分考慮してくれます。

勤務先への在籍確認はもちろんですが、自宅の固定電話への電話でも本人以外に不必要なことをしゃべることはありません。

貸金業者が本人以外に借金があることを知らしめるような行為をすることは法律で禁じられています。

ただし利用者のプライバシーへの対応は消費者金融系業者と銀行とでへ少し違いがあるのでまとめておきます。

この違いの理由は、一般的に銀行名で連絡が来たとしても、それがカードローンに関する連絡だとは思われないということからでしょう。

しかし消費者金融業者、特に大手消費者金融業者は名前だけで多くの人に内容が想像できてしまうため、より細心の注意が払われているようです。

ちなみに信販系やクレジットカード会社のカードローンの場合には、信販会社やクレジットカード会社を名乗る・記載される場合が多いようです。

こちらも銀行と同じように、会社名がイコールカードローンの利用とは結びつかないためでしょう。

どちらの方がバレづらいかとことになると、これはもうあなたの家庭状況次第といったところでしょう。

あなた宛の知らない会社からの郵便物を納得いくまで確認する配偶者ならば、自分の使っている銀行名の郵便物の方がごまかしやすいかもしれません。

逆にそれほど気にしない家族であれば、銀行や信販会社といったお金関連を匂わす郵便物よりも、消費者金融からの何の会社か分かりづらい郵便の方がバレづらいかもしれませんね。

郵便物や電話連絡の一切無いカードローンはどれ！？各カードローンによる連絡・郵送への対応一覧

最後に、各カードローンごとに電話連絡や郵便物がどうなっているか一覧にしてみました。自宅バレしないため、あなたに最適のカードローンを見つけましょう！

【三菱UFJ銀行バンクイック】

・自宅への電話連絡：可能性あり
・電話連絡の際は何と名乗る？：三菱UFJ銀行
・郵便物：契約時のみ書類郵送あり（ただしテレビ窓口でカード受け取りの場合はなし）
・郵便物の差出し名：三菱UFJ銀行第2リテールアカウント支店

【三井住友銀行カードローン】

・自宅への電話連絡：基本的になし
・電話連絡の際は何と名乗る？：三井住友銀行もしくは担当者の個人名
・郵便物：契約時のみ書類郵送あり（ただし店頭契約・カード受け取りの場合はなし）
・郵便物の差出し名：三井住友銀行＋部署番号

【楽天銀行スーパーローン】

・自宅への電話連絡：可能性あり（確認事項がある場合）
・電話連絡の際は何と名乗る？：担当者の個人名
・郵便物：カードや契約書類の郵送あり
・郵便物の差出し名：楽天銀行

【新生銀行カードローンレイク】

・自宅への電話連絡：基本的になし
・電話連絡の際は何と名乗る？：担当者の個人名（希望すれば新生銀行での連絡も可能）
・郵便物：契約時のみ郵送物あり（ただし店頭窓口や自動契約機で契約の場合はなし）。利用明細・領収書などは送付の停止が可能。
・郵便物の差出し名：新生銀行

【みずほ銀行カードローン】

・自宅への電話連絡：可能性あり（確認事項がある場合）
・電話連絡の際は何と名乗る？：みずほ銀行
・郵便物：カードや契約書類、利用明細の郵送あり
・郵便物の差出し名：みずほ銀行

【東京スター銀行おまとめローン】

・自宅への電話連絡：可能性あり
・電話連絡の際は何と名乗る？：東京スター銀行（在籍確認時は担当者の個人名）
・郵便物：カードや契約書類、利用明細の郵送あり
・郵便物の差出し名：東京スター銀行

【セブン銀行カードローン】

・自宅への電話連絡：基本的になし（基本的に在籍確認もなし）
・電話連絡の際は何と名乗る？：セブン銀行または担当者の個人名
・郵便物：基本的になし（ただし銀行口座同時開設の場合はあり）
・郵便物の差出し名：セブン銀行

【イオン銀行カードローンBIG】

・自宅への電話連絡：基本的になし
・電話連絡の際は何と名乗る？：担当者の個人名
・郵便物：契約時に書類郵送あり。利用明細書は希望者のみ送付（発行手数料がかかります）。
・郵便物の差出し名：イオン銀行

【ジャパンネット銀行ネットキャッシング】

・自宅への電話連絡：あり
・電話連絡の際は何と名乗る？：ジャパンネット銀行
・郵便物：契約時に書類郵送あり
・郵便物の差出し名：ジャパンネット銀行

【住信SBIネット銀行Mr.カードローン】

・自宅への電話連絡：基本的になし
・電話連絡の際は何と名乗る？：担当者の個人名（希望すれば住信SBIネット銀行と名乗ることも可能）
・郵便物：基本的になし（ただし同時に口座開設する場合はあり）
・郵便物の差出し名：住信SBIネット銀行

【オリックス銀行カードローン】

・自宅への電話連絡：基本的になし
・電話連絡の際は何と名乗る？：担当者の個人名
・郵便物：あり
・郵便物の差出し名：オリックス銀行

【じぶん銀行カードローン（じぶんローン）】

・自宅への電話連絡：あり（確認事項があった場合・基本的には携帯電話への連絡）
・電話連絡の際は何と名乗る？：じぶん銀行（希望すれば担当者の個人名での連絡も可能）
・郵便物：契約時に書類郵送あり（利用明細の発行はありません）
・郵便物の差出し名：じぶん銀行

【アコム】

・自宅への電話連絡：可能性あり
・電話連絡の際は何と名乗る？：担当者の個人名
・郵便物：契約時に書類郵送あり（店頭窓口・無人契約機で契約した場合にはなし）。利用明細は自宅送付しない選択が契約後できます。
・郵便物の差出し名：ACサービスセンター

【プロミス】

・自宅への電話連絡：原則電話による在籍確認なし
・電話連絡の際は何と名乗る？：担当者の個人名
・郵便物：契約時に書類郵送あり（無人契約機で契約した場合にはなし）。提携ATM利用時、振込キャッシング利用時など書類送付の可能性あり。
・郵便物の差出し名：「事務センター」「個人名」「白紙」などプロミス名以外

【アイフル】

・自宅への電話連絡：可能性あり
・電話連絡の際は何と名乗る？：担当者の個人名
・郵便物：契約時に書類郵送あり（店頭窓口・無人契約機で契約した場合にはなし）
・郵便物の差出し名：「AIセンター」などアイフル名以外

【SMBCモビット】

・自宅への電話連絡：可能性あり
・電話連絡の際は何と名乗る？：担当者の個人名
・郵便物：「WEB完結」で申込みの場合なし。通常は契約時に書類郵送あり（店頭窓口・自動契約機で契約した場合にはなし）。提携ATM利用時、振込キャッシング利用時など書類送付の可能性あり ※申込の曜日、時間帯により翌日以降の取扱となる場合もあり（送付先を自宅・勤務先のどちらか選択可能）
・郵便物の差出し名：「NCセンター」などモビット名以外

【三井住友銀行カードゴールドローン】

・自宅への電話連絡：基本的になし
・電話連絡の際は何と名乗る？：三井住友カード
・郵便物：あり
・郵便物の差出し名：三井住友カード

【オリックスVIPローンカード】

・自宅への電話連絡：基本的になし
・電話連絡の際は何と名乗る？：オリックスクレジットもしくは担当者の個人名
・郵便物：あり
・郵便物の差出し名：オリックスクレジット

よくある質問のQ&A

カードローンのしつこい電話勧誘の止め方は？

銀行、大手消費者金融、クレジットカード会社のいずれもカードローンの電話勧誘を行っています。

平日の夜や週末にしつこく電話をしてくる業者もあります。

「今、忙しいです」とやんわり断っても、顧客獲得のチャンスがあるのかと期待されてしまいますから、「カードローンの勧誘で一切電話をしないでください！必要があればこちらから連絡します」とはっきり伝えてください。

大手銀行はイメージダウンを恐れて執拗に連絡しなくなります。

最近は多重債務を抱えた人に、おまとめローンを案内する金融機関も増えています。

どうしても業者の勧誘がしつこくて困る場合、日本貸金業協会に相談するのも効果的です。

最終手段としては着信拒否ですね。