プロミスのおまとめローンってどうなの?審査やメリット・デメリットを徹底解説
カードローンで有名な大手消費者金融のプロミスですが、借り換えやおまとめ専用に利用できるおまとめローンも用意しています。
今回はそんなプロミスのおまとめローンの審査の内容をどこよりも詳しく解説します。また落ちないためのポイントを合わせて紹介します!
目次
プロミスのおまとめローンの申込みから融資までの流れは?
他社の借金を返済するためにプロミスのおまとめローンに申し込みをする場合には、次のような流れになります。
① 申し込み
プロミスのおまとめローンは、インターネットでの申し込みは受け付けていません。
申し込みの際には、本人確認書類などの必要書類を持って、プロミスの自動契約機に行く必要があります。
② 審査
申し込み後、その場で審査が行われ、審査結果の回答があります。
③ 契約
審査に通過すれば、そのまま契約手続きを行います。
④ 借入
プロミスのおまとめローンでは、借入先にプロミスが申込者名義で、直接返済金を振り込んでくれます。つまり、借入先に返済金が振り込まれることにより、申込者はプロミスから借入したことになります。
なお、プロミスは無料で返済代行を行ってくれます。借入先への振込手数料についても請求されることはありません。
プロミスのおまとめローンの審査に落ちない為のポイントは?
プロミスのおまとめローンの審査では、書類審査のほかに、信用情報の確認や在籍確認が行われます。
審査に通過するためには、安定した収入が必要です。おまとめローンに申し込む時点で安定した収入が得られる仕事についていなければ、審査には通りません。
また、他社で延滞等の事故を起こしており、信用情報機関に事故情報が登録され、ブラックリストに載っている場合にも、当然ですがプロミスのおまとめローンの審査に落ちてしまいます。
申し込みの際に、虚偽の申告をするのもNGです。たとえば、無職だと貸してもらえないと思って、虚偽の勤務先を記載しても、在籍確認でバレてしまいます。虚偽の申告をするような人には、お金を貸してもらえることはありません。
なお、プロミスのおまとめローンで借りられる額は、今ある借金の残高分のみになります。
おまとめローンで借りたお金は、他社の借金を返済する以外には使えませんので、必要以上の金額を指定して借入を申し込んでも審査に通らないことになります。
そもそも、おまとめローンの融資はプロミスが借入先に直接返済する形で行いますから、虚偽の金額を記載しても意味がありません。
おまとめローンの審査にかかる時間は?
プロミスのおまとめローンに申し込みをすれば、まず、審査が行われます。カードローンの場合にはスピード審査を行っている会社が多いですが、おまとめローンの場合には審査に時間がかかるのが一般的です。
しかし、プロミスのおまとめローンでは、カードローンと同様のスピード審査を行っています。
プロミスのおまとめローンの申し込みのためには、自動契約機に出向く必要があります。
しかし、通常は申し込み時にその場で審査結果の回答があるので、契約手続きのために出直す必要はありません。審査にかかる時間は、30分程度と考えて良いでしょう。
プロミスのおまとめローンは、自動契約機の営業時間にしか申し込みができないようになっています。
自動契約機の営業時間中には審査業務も行われていますから、申し込み後すぐに審査にとりかかり、スピーディーに結果を教えてもらえます。
おまとめローンの審査に必要な書類は?
プロミスのおまとめローンを申し込むときには、審査に必要な書類を持って自動契約機に行かなればなりません。プロミスのおまとめローン審査を受けるには、次のような書類の提出が必要になります。
1. 本人確認書類
本人が間違いなく申し込みをしていることを確認するために、本人確認書類を提示します。
運転免許証を持っている人は、本人確認書類として運転免許証を提出します。
運転免許証がない場合には、パスポートまたは健康保険証のうち1点を住民票と一緒に提出します。外国籍の人の場合には、在留カードまたは特別永住者証明書を提出します。
2. 収入証明書類
収入証明書類とは、現在の勤務先での収入を確認できる書類です。
収入証明書類として提出できるのは、源泉徴収票、確定申告書、税額通知書、所得証明書(いずれも最新のもの)、直近2ヶ月分の給与明細書(賞与がある場合には1年分の賞与明細書も)のどれかになります。
プロミスのおまとめローンは在籍確認の電話がくるの?
カードローンの借入の際には、在籍確認が心配な方も多いと思います。
在籍確認では、カードローン会社の担当者が個人名で直接勤務先に電話をかけてきて、申込者が本当にその職場に勤務しているかどうかを確認します。
カードローン会社の名前が出されるわけではありませんが、めったに個人あての電話がかかってこないような職場では、周りにバレないとも限りません。
プロミスのカードローンでも、当然ですが在籍確認はあります。おまとめローンはどうかと言えば、おまとめローンでも在籍確認は原則的に行われます。
おまとめローンではカードローンよりも慎重に審査を行いますから、特にプロミスとの契約が初めての場合には、在籍確認は避けられないとも考えられます。
なお、おまとめローンを申し込みすれば、必ず電話による在籍確認が行われるわけではありません。既にプロミスと契約している人については、在籍確認が省略されることもあります。
プロミスのおまとめローンの金利は高い?
おまとめローンを利用する目的としては、低金利のローンに借り換え、利息の負担を軽くしたいからという人が多いと思います。
特に、借入先が1社のみの場合、その借入先の金利がプロミスのおまとめローンの金利よりも低ければ、わざわざプロミスに借り換えするメリットはあまりないと言えます。
プロミスのおまとめローンの金利は、年6.3~17.8%となっています。どの金利が適用されるかは借入金額によって変わりますが、借入金額が大きくなるほど金利は低くなります。
プロミスのおまとめローンの金利は一見高めですが、複数の借金を一本化する場合には借入金額が大きくなりますから、金利を下げられる可能性があります。しかし、銀行のおまとめローンに比べると、プロミスのおまとめローンの金利はやはり高めと言わざるを得ないでしょう。
なお、複数の借金を一本化する場合には、今借りているローンとそれほど変わらない金利でも、一本化により返済管理が楽になりますし、毎月の返済額を減らすこともできます。
金利面を除けば、プロミスに借り換えた方がメリットになることがありますから、総合的な面から借り換えを検討しましょう。
プロミスのおまとめローンを利用するメリット
プロミスのおまとめローンは、カードローンよりも、借り換えやおまとめに利用しやすいように設計された商品です。以下、プロミスのおまとめローンの主なメリットをピックアップして説明します。
おまとめローンの即日融資も可能
カードローンの場合には、消費者金融でも銀行でも、最近は即日融資が当たり前になってきています。一方、おまとめローンの場合には、カードローンよりも審査が厳しくなりますから、審査に時間がかかることが多くなっています。
そのため、おまとめローンで即日融資が受けられる会社というのは少なくなっています。
プロミスのおまとめローンは、おまとめローンの中でも、審査のスピードの速さで他社を圧倒しています。自動契約機で申し込みをすれば、通常はその場で審査が完了します。
必要書類もその場で提出することになりますから、すぐに契約手続きが完了し、そのまま借入先に直接振込返済してもらえます。借り換えしたい借金の返済期限ギリギリの場合にも、プロミスなら延滞することなくスムーズに借り換えができます。
総量規制対象外としても利用可能
消費者金融で借入をする場合には、基本的に総量規制の対象になります。総量規制とは、貸金業者が利用者の年収の3分の1を超えて貸付を行うことを禁止する貸金業法上の規制になります。
借り換えの際には、元の借入先に借入残高がある状態で新しい借入先に借入申し込みをしますから、一時的に借入残高が増えてしまうことになります。
既に年収の3分の1近くの借入をしている場合には、通常の消費者金融のカードローンでは借り換えができないことになってしまいます。
プロミスのおまとめローンは、改正貸金業法施行規則の「段階的な返済のための借り換え」の規定にもとづき融資を行うため、総量規制の対象外となります。
カードローンでは総量規制に引っかかって借り換えできない人も、プロミスのおまとめローンなら借り換えできる可能性があります。
プロミスならおまとめローン契約後に他社への返済を代行してくれる
借り換えのために新たなローンを申し込んでも、意志が弱ければ、融資金を全額返済に回すことなく、うっかり使ってしまう可能性があります。
もし融資金を使い込んでしまえば、元の借入先の借金を完済できないだけでなく、新たなローンの負担も増えてしまい、借金が膨れ上がってしまうことになりますから、大変危険です。
おまとめローンでは、このようなことを防止するため、既にある借入の残高を証明する書類の提出が求められるのが一般的です。さらに、融資後に元の借入先の借入金を完済した証明書も求められますので、融資金を他の目的に利用できないようになっています。
プロミスのおまとめローンでは、一歩進んで、融資金は元の借入先にプロミスから直接振り込む扱いをしています。融資金を使い込んでしまう心配もなく、自分で借入先に返済する手間もかかりませんから、非常に使い勝手の良いおまとめローンとなっています。
プロミスのおまとめローンを利用するデメリット
プロミスのおまとめローンは借り換えやおまとめに利用しやすい商品ですが、注意しておきたい点もあります。プロミスのおまとめローンを利用するデメリットを知っておきましょう。
おまとめローンの後で追加借入は出来ない
プロミスと言えば、カードローンが有名です。カードローンを申し込んだ場合には、利用限度額の範囲内で何度でも借入ができますから、契約後も追加でお金を借りることができます。
しかし、おなじプロミスのローンでも、おまとめローンでは追加借入はできません。契約時に前の借入先にプロミスから一括返済をしてもらった後は、プロミスに対しては返済を行うだけになります。
もし何かで急にお金が必要になっても、プロミスのおまとめローンで追加融資してもらうということはできません。プロミスのカードローンに別途申し込むか、別の借入先を探す必要があります。
おまとめローンの返済により生活が苦しくなり、他社からまた借入をしてしまうといったことになれば本末転倒です。おまとめローンを利用する前には、しっかり返済計画を立てておくことが大切です。
契約違反をすると一括返済を求められる事も
プロミスのおまとめローンを利用すれば、他社の借金については一括返済ができますから、あとはプロミスの返済を行えば良いだけになります。おまとめにより返済日も月1回だけになり、返済額も減らせることがありますから、返済が楽になります。
ただし、以降はプロミスへの返済を怠って延滞とならないように、くれぐれも気を付けておかなければなりません。
おまとめによりせっかく毎月の返済額を減らすことができても、延滞などの契約違反をした場合には、プロミスから残金の一括返済を要求されることがあります。
この場合、ブラックリストにも載ってしまうことになりますから、他社から借入して返済するという選択肢もなくなってしまいます。
おまとめローンを利用しても、借金がなくなるわけではありません。おまとめ後は、プロミスに対し約束どおりの返済を行わなければいけないことをくれぐれも意識しておきましょう。
プロミスQ&A
借り換えやおまとめを検討されている方の中には、プロミスのおまとめローンに関心をもっている方もたくさんいらっしゃると思います。ここでは、プロミスのおまとめローンでよくある質問にお答えします。
プロミスのおまとめと借り換えって何が違うの?
おまとめは、複数の借入先の借金を一本化することを意味します。
たとえば、A社、B社、C社の3社から借入している場合、D社から借りたお金でA社、B社、C社の3社の借金を全額返済すれば、借入先をD社のみにすることができます。このように、複数の借入先を1つの借入先にまとめるのがおまとめです。
借り換えとは、E社からの借金をF社から借りたお金で完済することにより、借入先をE社からF社に変更することです。
たとえば、E社の金利が18%でF社の金利が14%の場合、月々の返済額など他の条件が同じであれば、E社からF社に借り換えすることで支払う利息の額が少なくなります。このように、借り換えでは通常、金利の高い借入先から金利の低い借入先へ変更します。
プロミスのおまとめローンは、おまとめにも借り換えにも利用ができます。借入先が1社であっても複数社であっても、おまとめローンを使って借金を完済することが可能です。
おまとめローンの毎月の返済額はいくらになる?
おまとめローンを利用するメリットとして、毎月の返済額を少なくできるという点があります。
おまとめをすれば、借入先はプロミスだけになりますから、月々の返済はプロミスに対してだけ行えばいいことになります。借入先が1社になると、返済額も減らせるケースがほとんどです。
おまとめ後、実際にプロミスにどれくらいの支払いをすればよいかですが、これについては借入残高に応じて毎月の返済額が段階的に変わる「残高スライド元利定額返済方式」となっています。
残高スライド元利定額返済方式では、借入残高が大きいほど毎月の返済額も大きくなり、借入残高が減るにつれて毎月の返済額が小さくなります。おまとめローンでは追加借入はできないので、順調に返済をしていけば、返済の負担もだんだん軽くなるということです。
なお、具体的な返済額や返済回数は、申し込み時にプロミスの担当者と相談しながら決めることができます。
おまとめローン完済後は自動で解約になる?
プロミスのおまとめローンは追加借入ができず、契約後は返済のみを続けていく商品になります。おまとめローンを無事完済したら、プロミスと取引する必要はなくなりますから、何も手続きしなくても、自動解約になると考えている方も多いかもしれません。
しかし、おまとめローンを完済しても、解約の手続きをしなければ、借入残高ゼロのまま契約は続いています。
そもそも、おまとめローンを完済した人は、借金を重ねながらもきちんと返済してくれる人ですから、プロミスにとっては逃したくない顧客です。
利用者と契約関係を維持していれば、次もまたプロミスを利用してもらえる可能性がありますから、プロミス側も積極的に解約するようなことはしないのです。
おまとめローンの契約情報は信用情報機関に登録されていますから、他社での借入の際に影響が出てくることがあります。解約したい場合には、完済後にプロミスに申し出て解約手続きをするようにしましょう。
関連記事
-
プロミスの審査の流れと落ちない為のポイントを解説
キャッシングを利用するにはまず審査に通らなければなりません。ここではプロミスの審 …
-
プロミスで即日融資を受けられる申し込み方法は?用意するものは?何時までに申し込めばいい?
「どうしても今日中にお金を借りたい!」 そんな時に便利なのが消費者金融のカードロ …